SNMPの設定について(監視情報の取得について その1)

稼働中のLinuxサーバの状態を監視するためにSNMPを使って情報を取得します。情報の表示には、それぞれの情報を示すOIDが必要なのでまとめたいと思います。監視する情報は、以下の項目とします。

  • トラフィック状況
  • CPUの稼働率
  • 空きメモリ容量
  • ディスク使用率

スポンサーリンク




トラフィック状況

必要な情報としては、ネットワークインターフェイスごとの送信量と受信量です。まず、ネットワークインターフェイスに割当たっているインデックス番号を調べます。

user01@kurobox:~$ snmpwalk -v 1 -c localpasswd localhost .1.3.6.1.2.1.2.2.1.2
IF-MIB::ifDescr.1 = STRING: lo
IF-MIB::ifDescr.2 = STRING: eth0

取得したいインターフェイスの情報は、「eth0」なのでインデックス番号は、「2」となります。この番号を使って、情報を取得します。受信情報は、以下のOIDで取得できます。この値は、起動時からの総トラフィック量です。

.1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.2
(MIBシンボル名)
.iso.org.dod.internet.mgmt.mib2.intreface.ifTable.ifEntry.ifInOctets.インデックス番号

実際に情報を取得してみます。

user01@kurobox:~$ snmpget -v 1 -c localpasswd localhost .1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.2
IF-MIB::ifInOctets.2 = Counter32: 466565873

次は、送信情報を取得するOIDです。

.1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2
(MIBシンボル名)
.iso.org.dod.internet.mgmt.mib2.intreface.ifTable.ifEntry.ifOutOctets.インデックス番号

情報得結果は、次のとおりです。

user01@kurobox:~$ snmpget -v 1 -c localpasswd localhost .1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2
IF-MIB::ifOutOctets.2 = Counter32: 3456394306

CPU稼働率

必要な情報は、以下のOIDで取得できます。上の行は、1分間の平均稼働率、下の行は、5分間の平均稼働率です。

.1.3.6.1.4.1.2021.10.1.5.1
.1.3.6.1.4.1.2021.10.1.5.2
(MIBシンボル名)
.iso.org.dod.internet.private.enterprises.ucdavis.laTable.laEntry.laLoadInt.インデックス番号

インデックス番号は、1、2、3でそれぞれ1分間の平均値、5分間の平均値、15分間の平均値となります。実際に情報を取得してみます。

user01@kurobox:~$ snmpwalk -v 1 -c localpasswd localhost .1.3.6.1.4.1.2021.10.1.5
UCD-SNMP-MIB::laLoadInt.1 = INTEGER: 65
UCD-SNMP-MIB::laLoadInt.2 = INTEGER: 50
UCD-SNMP-MIB::laLoadInt.3 = INTEGER: 37

本来のCUP稼働率は、0.00からはじまります。1.00以下でプロセスが滞りなく処理されている状態で、5.00以上だとシステムの動作がかなり遅く感じる状態です。上記のOIDで取得できる情報は、本来のCPU稼働率×100の値です。なので、100を基準としてCPUの負荷を監視することができます。

長くなったので、残りの「空きメモリ容量」「ディスク使用率」については、次回へ。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする