Visitorsの使い方(Apacheのアクセスログ解析)

以前、Linuxで構築したWebサーバ(Apache)のアクセスログ解析ツールAWStatsについて載せました。1年近く使っていて見た目もきれいだし、情報量も多いので気に入っていたのですが、玄箱サーバでは、処理が重過ぎるので軽快に動くと評判のVisitorsを使って見ることにしました。

インストール

Debianでは、パッケージがあるのでそれをインストールしてもよいし、最新のバージョンは、0.7のようなのでソースを入手し「make」してもよいです。ソースからの場合は、ダウンロードファイルの解凍、「make」の実行、visitorsの移動(パスが通っているディレクトリ、「/usr/bin」などへ移動)をすればよいです。日本語化されたソースもあるのでそれを使えば、日本語表示してくれます。

kurobox:~# taz zxvf visitors-0.7.tar.gz
kurobox:~# cd visitors-0.7
kurobox:~# make
kurobox:~# cp vivitors /usr/bin/

使い方

Apacheのログファイルとオプションを指定すれば、HTMLファイルが作られるのでこのHTMLファイルをブラウザで表示するだけです。

visitors -A -m 30 -o html /var/log/apache2/access.log > /var/www/report.html

この命令を定期的に実行(cronで自動実行など)すればよいです。

オプション

visitors実行時の指定で、「-A -m 30 -o html」などがオプションです。使えるオプションをまとめてみました。

-G
GoogleのクローラとGoogle Adsensedのクローラのアクセス記録を表示します。上位のページほど、最新にアクセスされたページです。
-K
Google経由のアクセスで検索に使用されたキーワードを表示します。上位のキーワードほど、検索回数が多いキーワードになります。
-Z
Google経由のアクセスで検索に使用されたキーワードを表示します。上位のキーワードほど、最新のアクセスに使用されたキーワードになります。
-H
Google経由でのアクセスで、そのユーザの言語の種類を表示します。
-U
アクセスのあったユーザのエージェント情報を表示します。(OS、ブラウザなど)
-W
アクセス量の情報を週(月曜日から日曜日)と時間(0時から23時)別で表示します。明るい場所がアクセスの多い状態、暗い場所は、アクセスが少ない状態を表します。
-M
アクセス量の情報を月(1月から12月)と日にち別で表示します。明るい場所がアクセスの多い状態、暗い場所は、アクセスが少ない状態を表します。
-R
リファラーの情報を表示します。上位の情報ほど、最新アクセスの情報です。
-D
アクセス元のトップレベルのドメインを表示します。
-O
アクセスしてきたユーザのオペレーティングシステムの種類を表示します。
-B
アクセスしてきたユーザのブラウザの種類を表示します。
-X
存在しないファイルファイルへのアクセスエラー情報を表示します。
-Y
1訪問あたり(ユニークユーザ単位)のページビューを表示します。
-S
検索ロボットやスパイダーのアクセス状況を表示します。
-A
「-GKUWRDOB」を指定したのと同じです。
-m
各表示内容で表示する件数を指定します。「-m 30」と指定すると各要素ごとに30件ずつ表示します。

-o
出力するファイル形式を指定します。指定できるのは、2種類で「html」「text」です。「-o html」とすれは、htmlファイルを出力します。
-T
サイト内のでのページ間移動の情報を表示します。「-P サイトのURL」オプションと同時に使用します。

起動用シェルの作成

定期的に実行するには、起動用のシェルを作成し、cron実行させるのですが、Apacheのログの状態(過去ログが圧縮されているなど)を考慮して次のようなシェルを作成しました。

#!/bin/bash

zcat /var/log/apache2/access.log.*.gz > /var/log/apache2/access_all.log
cat /var/log/apache2/access.log.1 >> /var/log/apache2/access_all.log
cat /var/log/apache2/access.log >> /var/log/apache2/access_all.log
visitors  -GKZHUWMRDOBXYS  -m 30 -o html -T -P http://www.uetyi.mydns.jp /var/log/apache2/access_all.log > /var/www/report.htm

フローチャート図の作成

ページのアクセス状況をチャート図にすることができます。どのページにどこからアクセスがあったかを教示できます。作成には、「graphviz」が必要です。Debianでは、パッケージが存在するのでインストールしておきます。実行には、次の2行のコマンドを実行するだけです。

visitors /var/log/apache2/access_all.log --prefix http://www.uetyi.mydns.jp -V > /var/www/report.dot
dot -Tpng /var/www/report.dot > /var/www/report.png
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