exim4のメール保存形式の変更

前回までの設定例で、とりあえずは問題なく動いています。稼動後、数ヶ月たちますが、送受信共に問題ないようです。今回は、新たな試みとしてwebメールの導入を考えています。その下準備としてメール保存形式の変更を行いました。exim4のデフォルト設定では、mbox形式です。これをmaildir形式に変更します。

各形式の特徴について

mbox形式

  • すべてのメールを/var/spool/mail/以下の1ファイルに保存しする
  • 管理するファイルがシステム上1つなので管理しやすい
  • 古くからある形式なので、他のアプリケーションとの連携が比較的簡単にできる
  • 保存ファイルが巨大になる
  • ・ファイルが破損した場合に被害が大きい
  • ユーザーごとに容量の規制ができない

maildir形式

  • ユーザーごと((/home/ユーザー名/Maildir/以下)にメールが保存される
  • 1メールにつき1ファイルで保存する
  • ユーザーのホームディレクトリにquotaをかければ、容量の制限が簡単にできる
  • ファイル数が多いので管理者が、管理できない

実際の設定方法

設定ファイル/etc/exim4/update-exim4.conf.confの最終行に以下を追加し、再起動で終了です。

dc_localdelivery='maildir_home'

既存メールの形式変更

既存のmbox形式のメールをmaildir形式に変更します。Debianの場合は、mb2mdパッケージが存在したのでインストールします。

未読の新着メールの変換

/var/spool/mail/以下にある未読の新着メールを変換します。変換するユーザーで以下のコマンドを実行します。

mb2md -m

AAAAAというユーザーでこのコマンドを実行したら、/var/spool/mail/AAAAAがMaildir形式に変換されて、/home/AAAAA/Maildir/以下に保存されます。Maildirディレクトリが無ければその際に生成されます。

既読メールの変換

各ユーザーのホームディレクトリにあるmboxファイルを変換します。変換するユーザーで次のコマンドを実行します。

mb2md -s mbox
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