XubuntuでWindows共有フォルダを扱うには

古いノートパソコンにUbuntuをインストールしていましたが、GNOMEではやはり動作が重いので、比較的動作の軽いXfceを導入するためにXubuntuをインストールすることにしました。使用した感じでは、やはり、GMONEよりは軽快に動くようです。このXubuntu環境で、Windowsの共有フォルダにアクセスできるようにします。

Ubuntuでは、ディスクトップ環境がGNOMEでデフォルトのファイルマネージャは、「Nautilus」なのですが、このファイルマネージャでは、Sambaの共有フォルダを特別な設定なしでに普通に操作することが出来ます。いっぽう、Xubuntuのデフォルトファイルマネージャは、「Thunar」でこのファイルマネージャは、Sambaの共有フォルダを直接操作することが出来ません。そこで「fusesmb」を使用してSambaの共有フォルダをファイルマネージャが操作できるようにすることにしました。

fusesmbのインストールと設定

UbuntuやXubuntuなどのDebia系のディストリビューションの場合、「fusesmb」パッケージが用意されているので「aputitude」などでインストールします。インストール後は、設定ファイルを作成します。設定ファイル名は、「fusesmb.conf」で、サンプルは、「/usr/share/doc/fusesmb/examples/fusesmb.conf.ex」です。このサンプルファイルを元に設定ファイルを作成します。設定ファイルを置く場所は、「/home/user001/.smb/」です。「user001」は、Sambaの共有フォルダにアクセスするユーザです。この設定ファイルには、認証が必要な共有フォルダにアクセスするための情報(ユーザ名やパスワード)などを設定します。アクセスするサーバ名を「FILESERVER」、ユーザ名を「ACCESSUSER」パスワードを「initpass」とすると、設定内容は、次のようになります。

[/FILESERVER]
username=ACCESSUSER
password=initpass

設定が済んだら、設定ファイルのパーミションを変更します。変更し忘れると、fusesmb実行時にエラーとなります。

chmod 600 /home/user001/.smb/fusesmb.conf

ここでいったん再起動を行い「fusesmb」を有効にします。

fuseグループの追加

fusesmbを使用するユーザをfuseグループに追加します。コマンドで実行する場合は、以下のコマンドを使用します。

sudo adduser user001 fuse

GUIで行う場合には、「Applications」-「システム」-「ユーザとグループ」を開きます。自分のアカウントを選んで、「プロパティ(P)」をクリックします。「ユーザの権限」タブを開いて、「fuseファイルシステムの使用をLTSP・・・」という項目にチェックを入れ、「OK」をクリックします。以上でグループの追加は、終了です。

マウントポイントの作成

利用するユーザを「user001」とし以下のコマンドを実行します。

sudo mkdir /media/smbnetwork
sudo chmod 777 /media/smbnetwork
sudo chown user001:fuse /media/smbnetwork

fusesmbの自動起動設定

「Applications」-「設定」-「設定マネージャー」で「Autostarted app」を起動し、コマンド「fusesmb /media/smbnetwork」を追加します。有線LANの場合は、この設定で再起動すれば、起動後、「Thunar」から「/media/smbnetwork」ディレクトリを開くと、共有フォルダにアクセスできます。無線LANの場合は、この方法では、うまくいきません。理由は、おそらく、「自動開始アプリケーション」で設定されたコマンドの実行タイミングが無線LAN接続のタイミングより前であるために接続が出来ないと思われます。この現象を避けるために、無線LANにつながった後に、「fusesmb」コマンドを実行することにします。あまり良い方法ではないかもしれませんが、少し強引なシェルを作ってみました。

# !/bin/bash

DO_COUNT=0

while [ $DO_COUNT -lt 1000 ]; do
	wget -t 1 -T 1 -q -O - http://www.uetyi.mydns.jp > /dev/null
	if [ $? = 0 ]; then
		fusesmb /media/smbnetwork
		exit
	fi

	DO_COUNT=`expr $DO_COUNT + 1`
done

このシェルに適当な名前、「fusesmb_start.sh」などを付けてファイルを作成し、「自動開始アプリケーション」から起動するようにします。このシェルスクリプトを「/home/user001/」に起き、パーミションを変更します。

chmod 755 /home/user001/fusesmb_start.sh

「自動開始アプリケーション」にコマンド「sh /home/user001/fusesmb_start.sh」を登録します。以上で無線LAN使用時にもうまくつながるようになるはずです。

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