Debianでの日本語コンソール設定

サーバ構築後のメンテナンス作業などで、日本語コンソールでを使いたい場合があります。Debianでは、日本語環境でコンソールを使用すると文字化けします。日本語をコンソール上で文字化けなしで表示するために必要なパッケージのインストールやフォントの設定をまとめました。

スポンサーリンク




必要なパッケージのインストール

必要なパッケージは、「jfbterm」「xfonts-base」です。これらのパッケージを「aptitude」コマンドで導入します。インストール後は、「jfbterm」と入力すれば、日本語が表示できる状態になります。

ビデオドライバモジュールの設定

通常は、デフォルトで読み込まれるモジュール「vesafb」を利用できれば問題ないのですが、他のモジュールを使用する必要がある場合には、手動で組み込む必要があります。使用できるモジュールは、「/lib/modules/使用中のカーネル/kernel/drivers/video/」ディレクトリの中にあります。今回は、「vga16fb」を手動で組み込みます。以下のコマンドを実行すれば、組み込めます。

modprobe vga16fb

起動時にモジュールをロードさせる場合は、「/etc/modules」ファイルにロードさせたいモジュール名(今回は、「vga16fb」)を追記します。

起動時に画面の解像度を指定する方法

起動時に解像度を指定するパラメータを追加して起動すれば、解像度を変更して指定することが出来ます。GURBの設定ファイル「/boot/grub/menu.lst」を変更します。変更する箇所は、カーネル起動の箇所です。

title           Debian GNU/Linux, kernel 2.6.26-2-686
root            (hd0,0)
kernel          /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro quiet
initrd          /boot/initrd.img-2.6.26-2-686

title           Debian GNU/Linux, kernel 2.6.26-2-686 (single-user mode)
root            (hd0,0)
kernel          /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro single
initrd          /boot/initrd.img-2.6.26-2-686

「menu.lst」設定ファイルが、上記のような場合には、3行目のkernelから始まる行に「vga=771」を追加します。

title           Debian GNU/Linux, kernel 2.6.26-2-686
root            (hd0,0)
kernel          /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro quiet vga=771
initrd          /boot/initrd.img-2.6.26-2-686

title           Debian GNU/Linux, kernel 2.6.26-2-686 (single-user mode)
root            (hd0,0)
kernel          /boot/vmlinuz-2.6.26-2-686 root=/dev/sda1 ro single
initrd          /boot/initrd.img-2.6.26-2-686

ここで指定したパラメータで数字の「771」が解像度をあらわします。具体的な内容は、次のとおりです。

数字 解像度 カラー
771 800×600 256色(8bit)
773 1024×768 256色(8bit)
775 1280×1024 256色(8bit)
788 800×600 6万5000色(16bit)
791 1024×768 6万5000色(16bit)
794 1280×1024 6万5000色(16bit)
789 800×600 1600万色(24bit)
792 1024×768 1600万色(24bit)
795 1280×1024 1600万色(24bit)

jfbtermの使い方

jfbtermの起動は、普通にログインしてから、「jfbterm」と入力すると設定状況などの文字がコンソール上に表示され、その後、画面が切り替わります。明らかにフォントも変わります。これ以後は、日本語表示が可能となるので、manなどで日本語表示を確認してみます。終了するには、「exit」を入力します。これでjfbtermが終了します。

jfbtermのフォントを変更する方法

jfbtermの表示に使われているフォントを変更してみます。xfonts-mplusフォントをインストールして表示に使ってみます。設定ファイルは、「/etc/jfbterm.conf」です。このファイルの内容を以下のように変更します。jfbtermを起動するとフォントが変わっているはずです。

term : jfbterm
fontset: iso646-1973irv,pcf,L,/usr/share/fonts/X11/misc/mplus_f12r.pcf.gz
+fontset: ansix3.4-1968,alias,L,iso646-1973irv
+fontset: jisc6226-1978,pcf,L,/usr/share/fonts/X11/misc/mplus_j12r.pcf.gz
+fontset: jisx0208-1983,alias,L,jisc6226-1978
encoding : locale
encoding.EUC-JP : G0,G1,ansix3.4-1968,jisx0208-1983,jisc6220-1969kana,jisx0212-1990
encoding.UTF-8 : other,UTF-8,iconv,EUC-JP
color.gamma : 1.7
スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする